前回からのつづきです。なんとかつづいた。つづけます。

結局、みんな趣味が違うわけですよ。それぞれがそれぞれに好きなものを聴いてった10年間だったのではないでしょうか、わからんけど。myspace とか youtube とかで、ちょっと気になった曲を気軽にチェックできるようになったしね。
そういうのもあって、90年代みたいなメガヒット曲、みんな大好きアンセムソングみたいなのが減ったんじゃないかと感じます。だからもしかしたら、オルタナティブとかマイノリティとか言うことももう少なくなるんじゃないかな、その前提になるメインストリームとか王道とかが強い力を持っていない状況なので。

 

さて、こっからようやく youtube 貼り貼りタイムです。
ここ10年のお気に入り。
(※注:お客様個人の感想です)

 

daft punk / one more time (2000)


いや00年代を代表する大ヒット曲、というので真っ先に思いついたのがこれ。大ロングロングロングヒット曲。特に、ダンスミュージック系の人以外への影響力もすごかったと思うのです。

 

herbert / bodily functions (2001)


90年代の各作品もすんばらしいんですが、このアルバムで一気に爆発した感じ。”the Audience” をはじめて聴いた時、あまりのかっこよさに部屋でずっとのけぞっていたことは忘れられません。

 

max tundra / some best friend you turned out to be (2000)


いままで聴いたことのないようなセンスを持った人の音楽だと思いました。特に “cakes” が衝撃的。音選びのセンス、曲の展開の奇妙さ、ほんま頭の中どないなっとんねん、という。
YAMAHA QY-20 だけで作ったEP, “QY 20songs” も変態的にたまりません。

 

bjork / vespertine (2001)


エレクトロニカ+女性ボーカル、というけっこう流行したスタイルの、早すぎる傑作というか早すぎる到達点。ビョークにこれやられたら、もう他の人がこのスタイルでやってもしょうがないんでないの、と思ってしまうくらいの名盤。個人的には今までのビョークの中でもいちばん好きなアルバムです。

 

battles / atlas (2007)


ポストロック+ダンスミュージック+オルタナ+エレクトロニカ+盆踊りを取り込んで、クールさと熱さ、実験性と楽しさの両方を持った、大きなインパクトのあるミュージック。すんばらしいですね。新しい定番ですね。

 

cocorosie / la maison de mon reve (2004)


ものすごくアートな感じだなあ、と思います。宅録フォークデュオなんだけど、全体に流れるけだるくてアンニュイでメランコリーな雰囲気がたまりません。…なんか住んでるパリのアパートの浴室で録音したって? ンモー、アーティスティック!

 

jaga jazzist / a livingroom hush (2001)


まさか僕がジャズ聴くようになるとは思わなんだ。ノルウェーの大編成ジャズバンドなんですが、しかしエレクトロニカやら打ち込みのビートやらが取り入れられていて非常に現代的。シャレオツというかスタイリッシュなかっこよさと、エネルギッシュで刺激的な面と。聴きまくったなあ。

 

clark / turning dragon (2008)


どテクノ。LFO 直系といった感じのノイジーでアッパーで攻撃的でバッキバキのノッリノリな音。それにしてもアルバムの構成がすごくいい、一回再生ボタン押したらもう最後まで一直線。曲をスキップしようとか一切思わない、というのは名盤の証。

 

telefon tel aviv / fahrenheit fair enough (2001)


エレクトロニカ系では、個人的にいちばん最初にハマりまくったアルバム、ということで。
早くからエレクトロニクスと生楽器をフュージョンさせたスタイルが完成されていて、このアルバムと次のシングル “sound in a dark room” がクールすぎるっす。

 

jan jelinek / loop-finding-jazz-records (2001)


ミニマル/クリックハウス系の音を聴き出す転機になったアルバム。ほどよくダビーだし、清涼感も柔らかさもありつつ、しかし基本は地味でストイックなかっこよさ。プチプチ・チリチリ・ポコーン。
あとタイトルがむちゃくちゃいいですね。


・・・これで10枚かな。あと10枚くらい書きたいんですが、やっぱり長くなってるのでまた次につづく
ひえー。